とんかつ屋 とんQ。
今日は特別な日で、プラチナポークの低温調理の厚切りという、プレミアムなメニューをいただきました。
低温調理は、お肉が固くならない程度の温度で長時間加熱することで、栄養もおいしさも逃がさずに食べられる状態にするという、数年前から流行りだした調理法。
厚切りは、ドラマの孤独のグルメ(かそういう関係のもの)で取り上げられて人気に火が付いたのだとか。
今日はねぎらいの気持ちで一番高いもの選んでいいと言っていただいたので、せっかくの気持ちを受け取る勇気を持とうと、最終的にこれにしました。
基本的にはおごっていただくときに、あまり高いのはつい気が引けてしまい安いものを選んでしまうのですが、今日は安いものにしたら、受け取る気持ちも少しになってしまう、高いものをいただいて、気持ちを全部受け取って、それに応えていく覚悟を持とうと、そんな気持ちになりました。
お肉はとてもやわらかくジューシーで、極上の脂の旨味を堪能できました。
240gとけっこうなボリュームでしたが、あまりに美味でするすると入っていきました。
脂がありすぎて、参ってしまう人もいるかもしれませんが、そこに抵抗がなければ、たしかに、うまい。
トンカツの魅力のシャキッとした歯ごたえはないので、ふだんはやっぱり普通のトンカツでいいし、それがいいと思うけれど、
この触感・味の体験は、今後そうそう出くわすことはないでしょう。これで、この日を忘れることはなさそうです。
感謝の記憶を、刻むことができました。
ごちそうさまでした。