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読書「段取りの教科書」

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水野学さん著

優先順位をつけるのが苦手、
たくさんのやるべきことに忙殺されて、結局大事なことを後回しにしてしまう、
「丁寧にやる」と「仕事を進める」のバランスの取り方が分からない…
そんな人にはとても助けになりそうな本でした。

印象的だった文を引用して書き出します↓
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クリエイティブな仕事だからこそ、ルーティンを増やすべきなのです。

一生懸命やったとしても、自分なりのノウハウやルールを見つけながらやらないと、ただの徒労に終わります。自分なりの法則を見つけられないままやり続けても、10年、20年たっても成長しないのです。

センスは、多くの知識をストックし、最適な組み合わせを考えることで生まれ、磨かれていきます。

どんな仕事でも、基本情報のインプットはマストです。

「大変な思いをしてオープンした夜、店のうしろの山あいに満月が出ていたんだよ」

「なんのためにこの仕事をするのか?」「目的は?志は?この仕事によってどう世の中が変わるのか?」

初期段階ではこうした「青臭いこと」を真摯に確かめながら、準備をしっかりとする。そうしなければ、段取りは、単なる予定表づくりで終わってしまいます。

グラフィックデザイナー中條正義

「締め切りが完成」

「完成したから世の中に出すのではなく、締め切りがきたら世の中に出すべし」

打ち合わせではひとつは案を出す。あとでもうひとつ案が出てきたら「もっといい案ができたんですよ!」と言えばいいのです。

ほとんどの仕事をその場で処理してしまいます。まず、自分の範囲は終わらせてしまうのです。「寝かせておく」ということはまずありません。

独立して会社をやっているぼくにとって「仕事がくることはよろこび」なのです。早くやるほど、次の仕事がいただけて、どんどん大きな仕事ももらえるようになる。だから段取りが大切なのです。

仕事を振るときに「これ○分でできるから」と絶対に所要時間を添えて指示を出します。これは「○分でやれるレベルでいいよ」という意味でもあります。

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